クラシックコンサートに足を運んでみませんか?

クラシックコンサートに足を運んでみませんか?

2016年03月20日(日)6:53 PM

先日、2016年3月16日木曜日にすみだトリフォニーホールで行われたフランスを代表するピアニスト”ミッシェル・ベロフ”のピアノリサイタルに行ってきました。

 

ドビュッシーなどのフランス音楽といえば“ミッシェル・ベロフ”の演奏が浮かぶくらいCDも数多く発売されており、なじみ深いピアニストです。2006年にはNHKで「スーパーピアノレッスン」が放映されたこともあり、日本にもなじみのあるピアニストです。今回”錦糸町”と、お教室からも近い場所で開催されたこともあり、久しぶりのコンサート鑑賞でした。

 

プログラムは「フォーレ」「ラヴェル」「ドビュッシー」「フランク」「メシアン」とフランスの近現代の音楽で構成されたプログラムになりました。最後にピアノリサイタルでは珍しい「メシアン」のピアノ曲が聴けたのは良かったです。1992年に亡くなったフランスの現代作曲家ですが、個性的でもあるが伝統も生きていて、もっと聴く機会があれば良い・・と思った曲です。

ミッシェル・ベロフ

ミッシェル・ベロフ

 

       クラシックコンサートに足を運んでみませんか?

 

都内では連日至る所で、クラシックのコンサートが開催されています。しかしまだまだ“クラシック”というと、敷居が高いとか、堅苦しそう、といったイメージを持たれている方も多いです。でもそんなこともなく、気軽に普段着で聞きに行けます!

 

ホールでのコンサートは、ホール全体に生演奏を響かせて聴くので、まるで楽器の中に入り込んだような日常とは違う空間を楽しむことができます。ポップスのコンサートのようなMCも通常はなく、ピアノだけで語りかけられているような、そんな気分もたまには良いものです。

 

冒頭で記述した”フランス近代音楽”ドビュッシーの「月の光」はご存じの方も多いと思います。今回は「ゴリウォークのケークウォーク」(電子ピアノデモ演奏などで聴いたことがある方もいると思います)やラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」など、前半になじみのある聞きやすい音楽がプログラムされていました。

 

♪さてここで簡単な音楽コラム!

フランスの近代音楽に対して、ベートーヴェンやブラームスなどのドイツ伝統音楽と比べることができると思いますが、和音の響きの違いについて、レッスンでお話ししている簡単な方法を披露させていただきます。

 

「メリーさんの羊」

1.♫ミ〜レドレミミミ、♫メーリさんの羊〜の部分です。メロディーを右手で弾いて左手でCのコード、”ドミソ”を押さえてみてください。きれいな音がしますよねぇ〜

 

2.次に同じメロディーにFのコード”ファラド”の和音を押さえて弾いてみて下さい。どうですか?何かぞくぞくっときませんか?

 

1は和音とメロディが合っているので普通にきれいです。2は不協和音が鳴っているのだけれども、何か心地よい、と思っていただける方はたぶんドビュッシー好きです(^^)

 

ぜひ鍵盤のある方は試してみて下さい!

 

長々と購読ありがとうございました。

 

ラルゴはワンルームの個人教室です。

 

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